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【市川 介護】高齢者の食事形態の種類は?

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【市川 介護】高齢者の食事形態の種類は?

【市川 介護】高齢者の食事形態の種類は?

2025/07/15

高齢者の食事は、加齢に伴う嚥下機能(飲み込みの力)や咀嚼機能(噛む力)の低下に対応して、様々な形態があります。安全に、そして美味しく食事を楽しんでもらうためには、その方に合った食事形態の選択がとても重要です。 今回は、高齢者の食事形態の主な種類をわかりやすく解説します!

1. 常食(普通食) 特徴:特別な加工をしていない一般的な食事です。 対象者:噛む力・飲み込む力に問題がない方。

2. 軟菜食(なんさいしょく)/軟飯食 特徴:食材を柔らかく調理してあり、噛みやすくなっています。ご飯は「軟飯(やわらかいご飯)」にすることが多いです。 対象者:硬いものが苦手になってきた方、入れ歯を使っている方など。

3. 刻み食(きざみしょく) 特徴:食材を細かく刻んだ食事。 対象者:噛む力が弱くなってきた方。ただし、刻んだだけではパサついて飲み込みにくいため、とろみやあんかけを加えるのが一般的です。

4. ミキサー食(ペースト食) 特徴:食材をミキサーで滑らかにした食事。水分を加え、飲み込みやすいようペースト状にします。 対象者:ほとんど噛めない、または嚥下機能に大きな障害がある方。

5. ゼリー食/ムース食 特徴:見た目は固形ですが、口の中でスッと崩れるように作られた食事。ミキサー食よりも見た目が良く、食欲を刺激します。 対象者:咀嚼や嚥下が困難な方でも、少し形のあるものを食べたい方に。

6. とろみ付き食 特徴:液体(味噌汁、お茶、ジュースなど)に「とろみ剤」を加えて、誤嚥しにくくした食事。 対象者:飲み込み時にむせやすい方。

7. ソフト食/ユニバーサルデザインフード(UDF) 特徴:見た目は普通の食事に近いですが、噛まずに食べられるほど柔らかい。市販品も多く、「区分1〜4」で嚥下レベルに応じた分類があります。 対象者:咀嚼・嚥下に不安があるが、できるだけ普通の見た目の食事を望む方。

まとめ 

食事形態 対象者 特徴
常食 問題ない方 普通の食事
軟菜食 歯・入れ歯に不安がある方 柔らかく調理された食材
刻み食 噛む力が弱い方 細かく刻まれた食事(+とろみが重要)
ミキサー食 嚥下機能がかなり低下している方 ペースト状で飲み込みやすい
ムース食 見た目も楽しみたい方 口で崩れる食感
とろみ食 飲み物でむせる方 液体にとろみをつける
ソフト食/UDF 普通食が難しいが見た目も重視したい方 噛まずに食べられるが見た目は通常に近い

おわりに 高齢者の食事形態は「安全に食べること」を第一に、できるだけ「美味しさ」や「見た目」にも配慮されています。一人ひとりの状態に合わせて、無理なく、楽しく、毎日の食事を続けられるように工夫することが大切です。 施設やご家庭での介護に携わる方の参考になれば幸いです。

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